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広島の学生の日々は終わりました。今は高齢者の方々と関わる仕事をしています。それにしても、日々のツレヅレであることは、間違いありません。 
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夏日でした。
太陽が幅をきかせ、くっきりと青く広がる空に、丸まった雲が流れていました。見るからに美味しそうだったので、そのうち、どうしてもあんみつのお餅が食べたくなってしまいました。あのもたっとした、お餅。求肥(ぎゅうひ)というらしいです。当て字とはいえ、肥えることを求めるとは、なかなかいうものです。私は、肥えるよりも拡がりたいです。強いていうなら求拡(ぎゅうかく)でしょうか。…それはそれで、ハイカロリーに焼肉です。…

立ち寄ったコンビニのデザートコーナーを見回すと、お目当てのものは298円。他と比べてなかなか値が張るではありませんか!それでも、雲三個入りの魅力には、抗えないところ。

エアコンをかけていない蒸し風呂の車内で食べ始めると、どうやら涼感こそ一番求めていたもののようで、雲より寒天に感動しました。
寒天は寒空ということだから、あんみつには、寒天という空に、求肥という雲が浮かんでいたということになりますね!なんて贅沢なことでしょうか!!!(その他のあんこやみつ豆、フルーツには、言及しないでおきます。)

寒天を口にいれると一瞬コリっと主張し、あとは喉にするりと通ります。その瞬間寒天が、久しぶりの休息を余すことなく賞賛してくれているように感じます。素晴らしい休みの過ごし方だ、と。肉体の欲求に正直になることが、休息なのだと、寒天とともに腑におちます。当たり前のことですが、休みの日でも休むことに躍起になっていたので、いつの間にか忘れていました。休むとはこういうことなのか。

そういえば、以前果肉やジュースを混ぜて寒天ゼリーをつくるということを、習慣にしようとしたことがありました。が、二回作って終了。
習慣にしようと思ったことのほとんどは思い出となってしまうと、そうぼんやり思います。
最近はグリーンスムージーを始めようかと思っていますが、これもまた、使われなくなったミキサーを前に将来の私が遠い目をして思い出すのでしょう。

目の前には、上へ上へと伸びた緑の植物が空に映えていました。

こんな日は、夏休みと夏休みを感じた夏の日々を彷彿とさせるのです。








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HN:
miori
性別:
女性
自己紹介:
心底好きなものに通底しているのは、
繊細な生活描写や、くるくる目まぐるしく移り行く女の子たちの気分。苦悩に虚脱感を抱えつつそれでも心の繋がりを諦められない人間の生き様、そして触れ合うことの温かさと切なさ、等々です。

太宰治の苦悩を包むユーモアに溢れた短編、江國香織さんの空虚と切なさ纏った文章、梨木香歩さんの丁寧な生活描写は何度読み耽っても足りないくらい、吸収していたいもの。「ともだちは海のにおい」は忘れ難い居場所をくれた本でいつかクジラの口の中で本を読むこと、志しています。(本人はいたって真剣です。)
潔く柔く、3月のライオン、セーラームーン(多大な影響)、幽☆遊☆白書。従兄弟の家に平積みされていた桂正和さんの漫画(確かウィングマンと、電影少女)描かれた女の子の可愛さに、卒倒しかけました。漫画は何でも始終ウェルカム。
ジェイン・オースティンの読書会、ショーシャンクの空に、ヴァージン・スーサイズ。
ジブリの生活描写が堪らないです。目玉焼きのせた食パンの食べ方、キキが新しい生活を始める様、お弁当に桜でんぶ…ひとつひとつ身悶え。
最近ぽちぽち踏み入ったのはアニメの扉。
最近は、キルラキルに痺れ、凪のあすからに心奪われています。
椎名林檎、SPEED、BUMP OF CHIKEN思い入れ強く、強く好きです。
ゲームはRPG。FF8、逆転裁判3、幻想水滸伝2、テイルズはアビスとヴェスペリア、MOTHER2に変わらぬ愛。

どう考えても楽しいのは私だけな文が続きましたが(まずこのブログを観る人はいるのだろうか、そして誰がこの長いプロフィール欄に目を留め最後まで読むだろうかと)、いつか誰かが、わかる、良いよね!と、心の中で唱えてくれることを願って。

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