さようならはいえない

私のついていた先生が、
退官されます。

この事実を前にして、
私はこの先生が、本当に大好きなんだ
と、わかりました。胸が痛いです。（きゅんきゅんってわけではないのですが（笑））

退官されるといってもやっぱり、同じ県にはいるわけです。
一生のお別れではないわけです。
毎日似たような空模様の下にいるわけです。（あ、こことあそこでは、寒さにれっきとした違いがありました）

でも、もう、あの部屋のソファに座って、睡魔と闘うこともないだろうし
あの部屋の乱雑であるようで整頓されている、とらえどころのない空気を吸っていたことも忘れるだろうし、
斜め下目線で、「卒論どう」などと問われることはないんだな、
ちょっとおちょぼ口で、考えこんでいるようにみえる（すみません）先生ももうみられないかもしれないな、と。


どうして、どうやって、なんとかして、
といっても、
やっぱり、失われそうな時にしか大切さに気が付けなくて
でもだからこそ、今をなんとか、
記憶に残すように残るようにさせていきたいです。
あ、私久しぶりに熱いですね。知らぬ間に熱くなってました。








最後に。
敬意と感謝を込めて。
ありがとうございました。

mioriって、美緒里です。
誰もHNの由来なんてきいちゃいねーよ、ってお思いでしょうが
まぁ、薄目開けて、みてやってください。
あ、風景画観るくらいのばやーっとした頭でいいので。
いや、風景画なんておこがましいので、
ほか弁屋に、ジャンプもサンデーもいわゆる漫画というものがさっぱり置いてなくて
この待ち時間をぼーっと過ごすか、又は広告ばかりの地方紙を読むのかという苦渋の選択にせまられた時、しかたなく、地方紙を手にとった、あの時の、ぼーっとした理解度でいいので、みてください。（くどい）

で、美緒里は、「妖しのセレス」って漫画の、
ものすっごい嫌な役柄でありつつも、最期ビルの屋上から身投げするという
どこをとっても悲劇一色な女の子の名前です。

なんでか、私は彼女が好きです。
母を殺されたことによる主人公への憎しみに燃え（主人公の相手役なんかも好きになっちゃって）、
全てが行き詰った最期には、自分の死をもって復讐の達成を遂げるという、もう悲劇ロード一直線！な情念溢れた彼女が好きです。
女が女きゃらに好きです、好きです、いいすぎだと思いますが、事実だからしかたない。

なんで、こんな情念溢れた彼女の名前をお借りしているかというと、
私は、実は、感情を表におもいっきりだすのが苦手なので（いわゆる恥ずかしがりですな、いや嘘です。へそまがりが一番正しい）
仮面をつけさせていただいているわけです。いい意味でね。
いや、ごめんなさい。
なんだかんだいってますが、これは理由の後づけにすぎませんです。

ただ、嫌われ役であろう彼女がとにもかくにもめっさ好きでした、といいたかっただけという。

私は、人間の感情にもとづく”力”にすっごく興味があるので、彼女みたいなタイプにも
惹かれるのでしょうな。
この”力”について、
まだ氷山の一角にいる状態だけど、いつかは地上に下山したいな、と思っています。


そんなぐだぐだんで、今日は終わりまする。