A Small,Good Thing

お久しぶりです！このブログを見ている人は、もういないとは思いますが（何かの偶然によって覗く人もあろうかとは思いますが）、ずっと非公開となっていた記事を、一年を迎えるにあたり公開にしておきます。



TV,UST,youtube、等々の映像の甚大さに情報と憶測の羅列に多くの存在がいなくなった事実に、それに反して天気のよいぽかぽかした昼下がりに、今更ながら言葉が見出せない思いを感じています。


「ささやかだけれど、役にたつこと」というレイモンド・カーヴァ―の短編集を読み終えました。
表題の短編は、突然子どもを失うという悲劇に直面した両親の話。




今、私ができることは、いつも通りに生活をすること。ご飯を食べ、美味しいと思うこと。他愛もない話を家族とすること。坦々と仕事をこなすこと。
そして、節電。




被害にあわれた方、
現地で助けよう、助けたいと行動されている方、
放射能の被害をくいとめようと、
危険な中作業されている方、
どうか、全ての方が望みに包まれて、ありますように。

３月２３日

先日、卒業式を迎えました。


気がつけば、10月からまったく音沙汰ない状態でした。
いやぁ、時が過ぎ去るにははやいものですね。（御託並べたてるだけになるということで言い訳は避ける手はずとなっております。）
さて、リンクが外れる前に、リンリガク研究室の風景というカテゴリーで、アップしようと…
思ったのですが。
倫理学研究室のHP自体なくなっている事実に先ほど、気がつきました。

しかし、微風でも、ですね。発することには、意味があるのであります！！（五か月、無風だった人が何をいうか、ですが　笑）

体育の日２

清清しい空の下、爽やかな空気、ほがらかな談笑。
やはり、一汗かいた後の、お弁当の味は格別とばかりに、
お握りをほおば…る。

 

美味しい。
冷凍食品といえどもこのグラタンは。
やはり一汗かいた後だからなおさらなのだろうと思い、
今度はおもむろに
お握りをほおば…る。

 

明らかに。
明らかに、硬い。

 

確かに、わかってはいた。
この握り飯は、今までの中で、最高級に硬くしあがることを。
雰囲気で、誤魔化すわけにはやはり、
いかなかった。
くっきりと握り飯に残った歯型からも、
硬いところを無理に握ったために、ペースト状になっているその
形状からも、そして、歯にくっついて噛みづらいという事実からも、
何から何まで、ここもあそこもすべて。

この握り飯の硬さを証明している。

 

朝8時30分には、家を出ないといけなかったため、
はじめて、炊飯器のタイマーを利用した。
しっかり、7時には炊けるようにセットした。
すばらしき文明の利器だと、感涙…してむせび泣いたわけではないが、
3合炊きのこんな小さき炊飯器にもタイマーという、
時間感覚を有していることに、いたく感心したのだった。

 

一目ではわからなかった。
７時10分に、あけて眺めた米粒たちは、
いつものようにおとなしく、並んで整列していた。

異変に気がついたのは、それから、3分後。
杓文字が、垂直に突き刺さったまま、微動だにしない。

微動だに、しないのだ。
こんな経験をしたことは、無論ない。
うろたえはひどいものだった。
突然の米粒の裏切りである。
うろたえない方がおかしい。

 

とにかく、杓文字を救出せねばなるまい。
必死にかき混ぜ…ようとするが、すっこ抜けたのは、ジャーだった。
恐るべし！小さき者が集まると、これほどまでの力となるのか！
抵抗は根強く、心が折れそうになる。

（どうしよう、これ。（正直な気持ち））

 

しかし、私はあきらめない！
アニメ版セーラームーンのED曲「らしくいきましょ」が
頭の中を駆け巡る。
理性がなすべきと命じるのだから、できるのである！


そうして、白い塊となったご飯を、
切り分け、握るというよりは、おしつぶし、まるめ、
なんとか、握り飯の様相を確保した。


長い闘いだったのだ。

目の前の、ペースト状握り飯を眺め、
いとしさを感じていた。

体育の日１

空は、晴れ渡り、心なしか空気も澄んでいる気がする、
今日（こんにち）体育の日。


倫理学研究室の9名（Ｍ先生含め）で、
宮島の弥山に登頂いたしました！！

宮島、あぁ、宮島。
凶の洗礼を、何度ここで受けたことか。
しかし、今回は、厳島神社が、目当てではありません。
厳島神社の裏手から、ずんずん、頂上目指して
登っていきます。


舗装された道路が、山道になっていくにつれて、
木の根っこや、石の段差が、行く手を、
柔らかに阻みます。
この抵抗感にさらされていると、
登山部の血が騒いでくるのであります。
（かなり長い間造血されていなかった血です。）




Ｍ先生もおっしゃっていましたが、登山をしていると、
途中から、自己との対話モードに。
抵抗感にさらされつつ、歩むことに、思いっきり集中。
まだいけるかな、スピードはこれくらいがいいかな、喉がかわいたな、
天気がいいな、空気が澄んでいるな、大きい岩だな、海がみえるな、
海は青いな。
私だけかもしれませんが、確実に、思考が単純になります。
語尾は、若干のばしめ。

これくらいの方が、自分との関係、調度よいのかもしれません。

他の方との距離感（一緒に登る方とも、他の登山客の方とも）も、
自然と、とても、心地よいものとなっていくのです。


頂上では、瀬戸内海の凪いだ海が一望できました。
皆で食べる、一汗かいた後のご飯は、（たとえかたい握り飯であろうとも。
このかたい握り飯に対する衝撃は、後に多いに語りたいところです。）
最高でした。



ついでに。
頂上で引いたおみくじ。
大吉でした。
やはり、天上に近づいていくと、許しの境地に至るのでしょうか。

今までの、ツンツン具合から一転した
デレ状態で、少しとまどっていますが、
誠意をもって受け止めることにします。

真面目で面目ない

お久しぶりです。皆さんお元気ですか。
しがないブログだというのに、足を運んでいただけて、
このブログも、私も幸せものです。
かすり傷、喜んで、引き受けます。
（一応このブログの名前が、幸せのかすり傷なので　笑）

本当に、ありがたく、思っています。

これからは、言葉にしていくことをためらわないように、
してゆく心積もりであります。
心積もっているだけでは、駄目なので、
私の中の、優先リストの上位に、ランクインさせる勢いで取り組む…
心積もりであります（笑）



大学生を、纏える日々も、
あと半年をきりました。


日々を、大切に、過ごしていきたいと思っています。