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広島の学生の日々は終わりました。今は高齢者の方々と関わる仕事をしています。それにしても、日々のツレヅレであることは、間違いありません。 
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こんばんは。
夕闇にまぎれて、思いに耽りたいお時間ですね。


さて、今回の内容は、エポケーについて自身の思うところを100000字にわたって述べるということではありません。
この思考停止というのは、最近の私の習慣のことをいうのであって、現象学の判断停止ではないわけです。何をしたり顔になっていっているのかと、いわれそうですが、前置き程度に。

この習慣を身につけようと思ったきっかけは、E先生の授業。
シュタイナーの講演禄に、
「一日のある一定の時間には何も考えるな。」ということが、思考を育成するに大切であると書かれていたことによります。
そこには、上の文章に加えて、「一日のある時間に思索的な行為を意識的に中断することによって、記憶力が高まる」!!!!!!!!ともはっきりと、書かれていました。

記憶することが、非常に苦手な私は、これは、実践するっきゃない!と一念発起(するまでもないですが)。
眠る前の数分間をその時間にあてることになったわけであります。

そんなこんなの、思考停止習慣。

しかし!

そびえ立った金字塔の神秘、そのベールの中身をどれだけ欲しようとものぞくことのできないというように、
または、切り立った巌を、そこからうごかし、黄泉の国に足を踏み入れることもまたその国からこの世へと戻ることもできないというように、・・・・云々
(くどい)

とにかく、非常に
難しいのですよ、これが!!!ええ。思考停止!!!

たとえばこのようですよ。
考えない考えない考えない・・・あれ、天井のあのしみなんだろう・・、考えない、車が通る音がよく聞こえるな雨降っていたしな、考えない考えない青白い光が外からはいってくるけれどこれって何の光、そういえば明日はどうやってすごそうかな、このくらいの時間に起きてあれとあれをして、それをしてえぇと・・あ、だめだ、今考えないようにしているんだった、考えない考えない考えない・・・・・
みたいな。

考えないって考えているじゃないか!みたいな。

私はたぶん、禅においても、和尚に後ろからばしん!とされるタイプに違いないです。
禅も前々からやってみたいと思っているのですが・・・


みなさんもよろしければ、思考停止する時間、つくってみてください。
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田山花袋の話ではありません。

最近、蒲団・・・上掛け布団をもう薄いものにしてもよいのか頭を悩ませています。毎年こうです。

5月あたりにも、(毛布は確実にいらないだろうけれど、)
この上掛け布団。まだ厚いものの方がよいだろうか、それとももう薄いものの方がよいだろうかと
うだうだ悩んでおりました。
いろいろと悩んだ末、それじゃあ、二つとも置いておこうということにしました。


それから一ヶ月。
なかなか(衣類の着脱やエアコンなどによる)体温調節が下手くそな私は、いつ、この厚い布団を取り除いていいのかが、わかりません。
このままうだうだしていますと、いつのまにか本格的な夏がきてしまいそうな予感です。


体温調節が下手くそ、なんてつるりと書いているが、
そんなことないだろう、暑けりゃ薄い布団をかけるし、寒いと感じたら厚い布団にくるまる。これほど自然なことはない、と思っていらっしゃる方がいたら、
私においては大いに違うのだと反論します。


真夏に、窓をかっちり閉めた部屋で布団にすっぽりくるまって、真昼間まで眠っていたあの小学生時代から
その傾向は充分にあったように思います。
たぶん、最近の私を間近で見ている方々も、この人は体温調節をできない人だと感じているのではないでしょうか。
こんなに暑くなっているのに、何故、春物のコートに、いまだ身を包んでいるのか!
と私にむかって憤慨なさる方が、今月にはいって、3人くらいいらっしゃいました。
・・この格好が暑いと思われるとは、・・・わかりませんでした。

逆に、冬のはいり始めなどは、一人寒々しい格好をしています。
お家に到着した後、暖房をいれることなく、コタツをつけることなく、ココアを飲むことなく、
ぼーっとしていたりします。
そして、冬でも、いつ毛布をいれればいいのか、コタツをだせばいいのかと悩みます。夏ほどその傾向は強くはないのですが。


決して!無我の境地に至りたいわけではありません。
心身滅却ではありません。追記:心頭滅却でした((笑))


外の温度が自分に影響しているということに、とんと疎い。
言い換えたら、今の状態を変えるということに鈍感・・ただの面倒くさがりということでしょうか。






なぜこうなったのだろうと、つらつら思うに。

うちの母はこの体温調節が見事にうまい人です。
たぶん、うちの猫も犬も母のおかげで長生きなのだと思います。
私も小さい頃から、知らないうちに最適な環境におかれていました。
寒いときは上着を着せられ、暑いときは、冷たい飲み物を飲むように促され。
そうしたら、こんなにぽへーっとした、鈍感な子が出来上がったわけです。
もともとの気質も大いに関係していると思うので、母には申し訳ないような気もちに少しなります。


ただ、もしかしたら、環境問題にはいいかもしれませんね。あ、開き直りの境地に、はいってきてしまいました。


最後に。厚い布団いらない程暑いよねーということを、何気なく話題にしてくださったら、嬉しく思います。
また覚えていてくださったら、コタツだしたんだーとか、もう毛布が必要だよねーとかもお願いします。
これでは依存だとお叱りを頂きそうなので・・・できるかぎり敏感になるよう努めることもしていきますです。
たぶん。

それでは徒然失礼いたしました。
時間がないなぞと、前の前の日記でぼやぼや
若いくせにつぶやいておりましたが

今日はあの後、眠気に引きずられ
惰眠を心行くまでむさぼっておりました。



ま、こういう日があってもよろしいか、と。
何もしない日が、休み、そういうことです。
開き直りました。


ちらりちらりと、その後、
太宰治を読みました。
なんのことはない、今のところ一番文章として読みやすいからです。
それはひどくまずいことととられそうな気もしますが、どうなんでしょうか。
大丈夫です。まだ充分明るい作品群を読んでいるので。


はっきりいいますと、
私は広い領域にまたがった読書をしてきた人ではないと思います。
偏りがひどかったように思います。
それに、読書量も決して多くはないと思います。
多くはないなどというのはおこがましくて、少ないのかも。
(だからSKやivoryを単純にすごいと思っているのですよ。
二人と話をする時の本への知識量といいますか、ある本の一文を覚えていたり・・・
詩は(他の読書もしているのだなと思うのだが特に)、まりこを本当にすごいと思います。
(私もこのブログに詩を載せられるよう頑張るね。)
周りにいる人皆さんが私より素直にいってしまえば、すごいと感じています。)

だから
ぜひ、いい本があったら、おしえてください!!
後生です!おしてください!
・・・ちょっと、必死すぎました。


さて、一昨日、斉藤孝さんの『読書力』という本を手にとって読みました。するする読めました。
まだ読んでいなかったのかい、
といわれそうですが、なんだか、手に取れていませんでした。
なぜなら、表紙から、実践できなきゃ意味がない!というオーラがでていまして・・・。
でも、一番私には、そこが足りないのだろう、と思って手にとってみました。


そこで、日本の倫理観は読書で培われている!!!!!!
と書かれていました。(なるほど!と、思えるかはおいてをいて。斉藤氏は、凶悪な殺人を犯す子供が増えたということを、読書量の減少から説こうとしているからそういっていたのですが。)


そういえるのであれば、私の倫理観を特に象徴している本があるはずではないかと。
(私は、殺人事件を今のところ起こすつもりは毛頭ありませんし、その上、倫理という難儀なものを学んでいるわけですから。悪いことをしてはいけないということは植わっているわけなので。)

なんだろ、と。


いろいろと、皿洗いしながら考えていましたら、あぁ、『塩狩峠』だ・・・、と思いつきました。
たぶん、これ一冊が全てではないのでしょうが・・。


布団の中、あまり遅くまで起きていると母に怒られるので、
ランプの明かりをたよりに読んだ(残念ながら蝋燭ではない。)、あれ。
最後、顔がぐしゃぐしゃになった、あれ。
あんなに影響を受けたという感慨が大きいというのに、
もう私の描いた人物像も、なにも靄の中な、あれ。

・・・久しぶりに読み返したくなりました。
エコといえば。

あ!あれね! エコバッグね!マイ箸ね!アイドリングストップね!
エアコン夏は28度までね!磨ぎ汁ちゃんととっておいてよ!洗濯は湯水でね!

…でしょうか。

マンドリンサークルの数人が、エコサークルなるものをひらいており、私もそれに参加する旨が決まりました。


エコはエゴであり、そうではないエコは難しいだろう、それが私の考えです。もちろん環境によいことをしようとすることは、地球にとって充分意味があるものだろうとは思っています。


そのサークルの中心的な人の進めもあって、『地球持続の技術』という本を買いました。
環境問題に技術は何ができるのかという視点の本です。
倫理の皆にエコについて聞いた時、
皆が述べてくれていたエコの切り取り方とは、まったく違う切り取り方…です。

なんの先入観も肯定も否定もいれず、取りあえず読んでみようと思います。


このサークルは一か月に一回(もしかしたら三か月に一回)の活動ペースではあるのですが、意識という点では大きく影響を与えられそうな気配です。
昨日、中国からいらっしゃった方々の、特別講演がありました。
中国の高齢化化問題についてと、中国の婚姻と性愛についてを、それぞれお話ししてくださいました。
なかなか通訳を通してきくということに慣れておらず、最初戸惑いましたが、内容はそれぞれ興味深いものでした。こういう機会をさずけてくださった先生方にもとても感謝です。


最近こんなに世の中には知識や考え方が散在しているというのに、私が自分だけで吸収できることは全くもって限られていると、痛烈に感じます。命には限りがありますので。

また、こんなに地球上には問題が数多あるというのに、自分が目的とすることも、限りがあると、痛烈に感じます。そんなに関連のないおおくのことを一挙にできるわけがありませんので。

だからこそ、できるかぎり、他人の意見を他人の問題意識をききたい、そう思います。




違う文化圏の方のお話を聴くことが、とても有意義でした。

普段の授業で先生や他の人の考えをきくこと、
先週の土曜日のように、みんなの意見を訊くこと、大切です。

そして、さまざまな文献に、文章に出会うことが必要です。


今できることは今しかできず。
今が意味のあることだと、実感できていることが、私を強くします。


健全そのものの文章になってしまいました。
時に、ちゃっかり不健全にもなりますので、安心してください。
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自己紹介:
心底好きなものに通底しているのは、
繊細な生活描写や、くるくる目まぐるしく移り行く女の子たちの気分。苦悩に虚脱感を抱えつつそれでも心の繋がりを諦められない人間の生き様、そして触れ合うことの温かさと切なさ、等々です。

太宰治の苦悩を包むユーモアに溢れた短編、江國香織さんの空虚と切なさ纏った文章、梨木香歩さんの丁寧な生活描写は何度読み耽っても足りないくらい、吸収していたいもの。「ともだちは海のにおい」は忘れ難い居場所をくれた本でいつかクジラの口の中で本を読むこと、志しています。(本人はいたって真剣です。)
潔く柔く、3月のライオン、セーラームーン(多大な影響)、幽☆遊☆白書。従兄弟の家に平積みされていた桂正和さんの漫画(確かウィングマンと、電影少女)描かれた女の子の可愛さに、卒倒しかけました。漫画は何でも始終ウェルカム。
ジェイン・オースティンの読書会、ショーシャンクの空に、ヴァージン・スーサイズ。
ジブリの生活描写が堪らないです。目玉焼きのせた食パンの食べ方、キキが新しい生活を始める様、お弁当に桜でんぶ…ひとつひとつ身悶え。
最近ぽちぽち踏み入ったのはアニメの扉。
最近は、キルラキルに痺れ、凪のあすからに心奪われています。
椎名林檎、SPEED、BUMP OF CHIKEN思い入れ強く、強く好きです。
ゲームはRPG。FF8、逆転裁判3、幻想水滸伝2、テイルズはアビスとヴェスペリア、MOTHER2に変わらぬ愛。

どう考えても楽しいのは私だけな文が続きましたが(まずこのブログを観る人はいるのだろうか、そして誰がこの長いプロフィール欄に目を留め最後まで読むだろうかと)、いつか誰かが、わかる、良いよね!と、心の中で唱えてくれることを願って。

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