外見で判断、なりません。

さてさて、先日、この私めは、某試験を受けてまいりました。

早起きをし、歯ももちろん磨き、準備万端。
母がお弁当をつくってくれて、それを片手に
意気揚々、出発したわけであります。


午前の試験をなんとか終え、さてさて、楽しいお昼だ！と、弁当を鞄からとりだしてみますと、
目に飛び込んできたのは、ドラゴンクエストⅣという某有名ゲームの勇者（女）の姿。


思わず二度見。



いやいやいや、私は、別段弁当を包むものがなんの図柄だろうと全くかまわないのです。
ドラゴンクエストだろうが、エヴァだろうが、ガンダムだろうが全く問題は、
ないのですよ。
今、目を疑ったのは、ちょっと、刺激が強すぎただけでありまして。
試験会場でゲームのキャラクターが眼前にあらわれるとは、
予想だに…していなかったもので。

それに、何よりそう、この弁当、これこそ、素晴らしいじゃありませんか！
母が、朝早くに起きて、日曜だというのにつくってくれた、これこそ！！！
隣の人との距離が１メートルもない場所であろうとも全く恥ずかしくありませんとも！
誓って、そうでありますとも！堂々と、見せ付けてやりますよ！

逆に、何故、ゲーム文化を恥じる必要があります？
日本が誇るべき文化じゃありませんか！
あの香山リカさんも認めていらっしゃる！
それもドラゴンクエスト！！鳥山明さんですよ！
それに、ほら！中は、オムライス！
なんて素晴らしい、本当に素晴らしい！


そんなことを、思った・・・わけではないのですが、
一瞬のうちに、それにほぼ近い考えをめぐらせました。
しかし、トイレに立った、斜め前の方が私の横を通った時、
ベロンとみえていた魔法使いの姿を、手が勝手に
お弁当の下におり込んでおりました。


なぜ、あの包みにしたのかとなにげなく母に問うてみたところ、
その包みをくださった方の息子さんが、思うような職についたから、
なんかいいこことあるかなと思って。
だそうです。

母の愛を感じつつ、己の小ささを認識しつつ。


↓記念に撮ってきてしまいました。現物であります。